オキル、メシ、シャワー、ネル

長瀞や伊東へ行こうだとか考えていたが特に行動に移すことなくGW(がまんのウィーク)へ突入したので、ここ数年同様今年も自宅中心の静かなGWを過ごしている。過ぎていく時間や貴重な機会を逃し続けている気がしないわけでもない。周囲の友人らは人生すごろくを着実に前に進めていて、彼らの頑張る姿を見ていると自分も頑張らねばと思う。思っているのだが。

だいたい一日おきに近所のジムへ行き、シャワーを浴びるついでに髭も剃る。休日には喫茶店へ本を持ち込みちょっとだけ読書をする。食べたことのない料理(主として異国料理)をレパートリーに取り込もうとあれこれ試す。近所のスーパーで鶏肉をまとめ買いし、小分けにして冷凍する。ブロッコリーも買う。メカブもよく買う。月に一回包丁を研ぐ。花粉の飛散量が減ってきたため近頃は洗濯物を外へ干す。こんな日々をここしばらく送っている。

どうでも良い話だが、髭を全剃りしてから髭質が変わった。髪の毛と同様、髭も一度全部剃ることで毛根がリセットされるのかもしれない。以前は直毛だったのがゴワゴワに変わった。マジでどうでもいいニュース。

また以前ほどカメラに対する情熱は薄れ、金を使う(=口座残高が減る)ことへの恐怖心が物欲を上回るようになった。長い目で見ればいい傾向と言えなくもないが、小さな出費への抵抗が増え無用なストレスを抱えるようになった。この類のストレスは今後ベンチプレスで発散させたい。当面の目標はベンチ80kgとする。

仕事面については如何せん業界が業界なだけに日々話題に事欠かず、そして弊社は図体がデカいだけに小回りが効かず、何かと先陣を切る欧米勢に押されつつある。とはいえ自身の職務はまだ(全体の舵取りをするような)意思決定レベルに達してはおらず、与えられた範囲の仕事を素早く間違いなく処理さえ出来ていれば問題ない。以前から劇的に改善された労働環境のおかげで毎日健康的。

私生活においても特段何も変わらず緩やかな日常がただただ過ぎている。いや、正確には京都へ引っ越すか、頑張って東京に家を買うか、昔から住みたかった横浜に住むか、はたまた近所の広い家を買って埼玉に骨を埋めるかといった人生を賭けた選択をする時期に差し掛かっている。阪急沿線なら夙川、もうちょっと頑張って西北や三宮、岡本や王子公園のあたりもいいな。京都線だったら高槻市、桂の辺りは住みやすそう。京阪なら枚方市や樟葉あたりが安牌かしら。京都市内なら叡電沿線の修学院、宝ヶ池辺りが比較的住みやすそう。東京は……(以下省略)。自分の問題なので自分で決めます。

早く都内に一軒家買えるだけの財力が欲しい。