動かなくなったカブを修理する(2)

最初にカブを修理したのは約3年前だった。当時はキャブレターの清掃、それにスパークプラグとバッテリーの交換、といった作業内容だった。それ以降は一度だけキャブレター周りに手を入れ、ついでにエンジンの回転数を調整して以来、1年半ほど何も触らずにあちこち乗り回していた。

昨年の秋から冬にかけてエンジンの始動が悪くなり、仕方なくチョークレバーを引いて始動させていたが、ついにはこの前のジム帰りに家の300m手前でエンストを起こしてしまった。その日はなんとか家まで押して帰ったが、以降何回キックしても始動する気配がない。ジムまでチャリで行くのも面倒なので*1、先日ついに重い腰を上げて再び手を入れることを決意した。

ある晴れた日のこと、意気揚々とスウェット姿で駐輪場へ向かった。恐らくスパークプラグが汚れたのだろうと目星を付け、手を血まみれにしながらスパークプラグを回収、キャブレタークリーナーと謎のタワシで清掃ののち元通りプラグを取り付けた。部品交換0で不安だったが、無事一発始動し大満足であった。それ以外の箇所は現状問題なさそうで、走行距離もまだまだなのであと20年くらいは乗れるでしょう。

何よりこの程度であれば別にググらなくても対処できるようになったことに大いなる満足感を覚えた。ただ一点、指を引っ掛けて手を血まみれにしたことだけが悔やまれる。なので今後は作業用の手袋を用意し、事前に交換が必要な部品の有無を確認してから作業に取り掛かることで、手早く対応できるように心がけていきたい。

*1:バカなので毎回ジムまで原付で向かい、ジムで運動して、原付に乗って帰っている