人生は長い

ようやく30年生きた。死ぬまであと50年ある。けれど人生の後半戦まであと10年だ。世間的にはまだ若い方だが体感としてはそこまで若くもなく、かといって数年後振り返れば30歳は若かったと思うだろう。人生はだいたいそんなもんだ。

昨日まで数多く重ねてきた選択、そして今後選択するであろう無数の問いを比較すると、質も量も今後判断すべき選択肢のほうが何かと重いはずだ。まだまだ気が抜けない我が人生、全く油断ならない日々が今日も明日も続いていく。

9割の運と1割の努力?で辿り着いた現在地は細く長く続く道で、太く長く続く道を奔走する人を見て羨んではいるが、かつての自身の立ち位置を考えるとあの当時では及びもつかない場所に立っている、と思いたい。一般人のような生活を送れていることにまずは感謝しよう。けれど実際は毎日冷や汗を流しながら、力を溜めてたまにジャンプするような生き方しかできないし、苦しいくらいじゃないと生きてる実感が無い。これしかできないから今後もこのやり方で生きていくことにする。