床と平行になる

今日は床と6時間くらい平行になっていた。強い雨が降ったり止んだりを繰り返して、一年ぶりの梅雨を嫌でも堪能してしまった。近くの家の屋根に大粒の雨が弾けてたんたんと音を立てる。コンクリートや土の濡れる匂いが室内に漂ってくる。分厚い雲が視界いっぱいに広がって、林の向こうのビル群をすっぽりと覆い隠している。あまりものを考えられないときに一人で外を眺めていると、なぜか雨もそう悪くないと思うようになった。昔だったらベランダでタバコでも吸っていたが、社宅なので気が引ける。自分の家を持ったときにはタバコを吸うためのベランダを用意したい。

今週頭から大丈夫じゃない状態が続いているが幸いなことに徐々に回復傾向にある。どれくらい回復したかというと、昨日までは一日一食が精一杯だったのが今日はちゃんと三食食べられたし、風呂で鼻歌を歌えた。大いなる進歩だと思う。今後はボーナスをまるごと貯金をしつつ、左京区の物件を全力で探しながら転職活動に勤しむことにした。大企業ってのはとても懐が深くて、営業以外の仕事へ移ることも(診断書があれば)いつだって休職することもできる。今日上司とそういう話をして、少しばかり楽になった。でも職歴なんてもうどうでもいいから、やりたいことをやることにするよ。いつだってやめられる。

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30歳になったときにどこに住んでいるかは正直分からない。いい物件が見つかれば京都だし、見つからなければまだ埼玉だし、ひょっとして全然関係ない兵庫とか長野とかに住んでるかもしれない。けれど次の引っ越しで一旦家探しは落ち着くはずで、その場所で長く暮らせるような環境を作っていきたい。今の所国際会館や修学院近くの左京区を中心に考えているけれど、実を取って山科とか桂とかを選ぶかもしれない。分からない、俺達は雰囲気で物件を選んでいる。

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