ここしばらくの出来事について

冬休みの出来事について書いていく。

12月24日、25日は在宅勤務だった。と言いつつ24日はコロナに感染した身内を病院まで迎えに行き、他所へ感染させるほどウイルスが残っていないことを確認して荷物と本人を車に積んだ。家に帰ったのち、すぐに会社の勉強会にオンラインで参加する。ざっくり化学系の製品を扱っているので、触りから応用まで3時間ほどかけてじっくり学んだ。多少なりとも化学反応式は頭に入っていたためギリギリ致命傷で済んだが、まるっきり文系だったら死ぬと思った。よくよく話を聞いてみると、営業部の方々は半分が旧帝大、残りが慶應と早稲田と明治と弊学だと知って変な声が出た。

年末まではぼんやりと過ごし、毎日カメラを首から下げて近所を彷徨ったり、家の近くのスタバでコーヒーを頼み、年賀状を書いたり外を眺めたりした。あまりテレビは見ずに過ごし、たまにピアノの練習をした。休み中にWaltz for Debbyのテーマを完成させることを目標にしていて、明日中には形になりそうというところまできた。家のプロジェクターでクッソデカい銅鑼を叩く動画を大音量で流したりした。年明けに向けて福袋を検索するも丸亀製麺以上に魅力的な福袋は見当たらず今年度も福袋の購入は見送らざるを得なかった。大晦日にはふるさと納税で届いた蟹をしゃぶしゃぶにして食べ、23時半ごろからは嫁と二人で年越し蕎麦を食べた。

年が明けて今日まではよくテレビを見た。テレ玉水曜どうでしょうの最新作が全編放映していたので食い入るように見たのが一番楽しかった。漫才はあまり興味がなく、録画していたガキ使も見る気にならず、自宅でコーヒー牛乳を作って1日に2、3回飲んだ。そういえば今日は午前中にガソリンを入れて洗車し、それ以外何もせずに帰ってきた。夜は近所のスーパーで半額の寿司を買い、録画していた鉄腕DASHを見ながら美味しくいただいた。今回の鉄腕DASH海上自衛隊の基地に潜入する話だったので(祖父が海上だったのと、よく横須賀には行っていたので)面白く見ることができた。

思い返せば小さい頃は祖父や父親に連れられて横須賀の米軍基地(ベース)で釣りをしたり、将校クラブ(O Club)でご飯を食べたりしていたのを思い出した。このクラブの横の店で売ってるブルーベリーのケーキがいかにもアメリカの味で好きだったことを唐突に思い出したし、社会人となった今はもうベースには入れないんだと気づいた。子供の頃の方が自由だったかもしれないな。昔岐阜基地近くに住んでた時、こっそりフェンスの下に穴を掘って潜入してさ、見つかっても怒られるくらいで済んでたもんな。今となっては始末書ものだし会社だって辞めなきゃならん。横田基地もいいんだけど、横須賀の方が街として好きだし、何よりヘリポート横で釣りできるから楽しいんだよな。

話を戻そう。今日食べた半額の寿司は実に美味かった。今日はもう寝る予定だし、明日だって特に予定は入っていない。ただ淡々と過ごして月曜から仕事に向かうだけだ。今年はコロナをこれ以上広げないためにも遠出せずに家で過ごしていた。本当ならば富士山近くの宿に泊まったり、それこそ飛行機で遠くまで行きたかったのだけれど、この状況じゃ流石に無理だし行ったとしても気持ちよく泊まれなさそう。今年のGWだって同じようなものだろうし、お盆も大手を振って外を歩けるとはとてもじゃないけど想像できない。現状どうしようもないんだし、一市民としては我慢するしかないよね。

あ〜あ、去年みたく緊急事態宣言出ないかな。出たら家にこもって仕事できるし、色々と曖昧な感じで物事が進みそうだし、感染者数も緩やかに減っていくでしょう。とはいえ東京五輪の開催は無理でしょうし、飲み会だって絶対NG。お客さんのところには行けず、工場研修だって夢のまた夢。ありとあらゆるかつて現実と思われていたことに対する関わりがどんどん希薄化していくように感じる。人と直接顔を合わせて仕事するなんて時代はもう終わったのかもしれないね。