新幹線、せめて特急に乗って移動したい

一般人はまだ活動している時間だが、自分にとって23時は深夜に分類される。今日はよく眠れるように夕食と一緒に酒を2本ほど流し込んだはずが、夕食の時間が少々早かったため酔いがすっかり覚めた。2時間くらいベッドで横になりながらスマホを触っていたが、今は移動し自室でPCに向かっている。

眠れないときはだいたいカメラのレビューを見るか、ツイッターのタイムラインを遡るかのいずれか。気になるカメラの情報は概ね調べ尽くしてしまい、最近は英語圏のサイトをゆっくり読み進めたり、英語の解説動画を勉強という名目で見まくっている。調べれば調べるほど手持ちのカメラでなんとかなるんじゃねえか、との思いが脳裏を掠め、幸い今は一時的に物欲が低下しているところ。

寝れない夜にも元気のあるときとそうでないときがあり、元気のあるときにはグーグルマップを起動し、行ってみたかった場所へ行ったつもりになって遊ぶこともある。以前訪れた場所を再訪したり、適当に座標を打ち込んで表示された場所の周辺を移動するだけでも意外と楽になれる(決して眠くなることはない)。

先日再び緊急事態宣言が発令されたため、当面は外出の自粛が求められている。休職中の今、この状況下ずっと家にいるのは精神衛生上よろしくない。しかし今日も昨日も一昨日も外は相変わらず暑く、日中にマスクをした状態で出歩くのはかなりしんどい。社宅という立地上朝から晩まで会社の人たちがすぐそのへんを歩いていて気が休まらない。端的に言うとかなりしんどい状況が続いている。まあ会社を休めるだけありがたいし、本当に無理になったらネットショップやウーバーイーツで気を紛らわせればいいのだけれど。

でもいよいよ気持ちがしんどくなったら、一人でどこかへ行ってしまうかもしれない。前職時代に積み上げたマイルが残っているうちにエイヤと北へ飛んでしまうかもしれない(全盛期は大体8万マイルくらいあったが、ここ一年半で期限を迎えたマイルも多く、かなりガッツリ減ってしまった)。なかなか人と話せず、気晴らしに移動もできず、外食もできず、ワクチンだって摂取できるのは来月か再来月か。

感染拡大を防ぐためある程度の努力はしているつもりだけど、自分にとって移動することは必要不可欠なことで、知らない土地へ行ってその場所をただ歩くだけ、飯はコンビニでもいいし、宿だって別にカプセルホテルでも車中泊でもいい。飛行機に乗せろとは言わないから、せめて新幹線に乗りたい。無理なら高速バスでもいい、特急列車でもいい。リュックの中に替えの下着と財布、カメラと充電器だけ入れて移動したい。