2021年に買うもの(中間報告)

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1.FFFについては一旦開発中止が発表されたため購入計画は白紙となった。下記作例を見てもらえば分かる通り、Foveonセンサーの描写は繊細かつ色再現度が異様に高い。フルサイズ機が発売されれば全てを投げうってでも買いたいのだが、恐らく21年度中の発売は絶望的。今はSIGMAの技術者の健闘を祈るしかない。

またfpやfpの後続機についても、先日発売されたEVFが思っていた異常に使いにくかったため一旦様子を見る。fpシリーズはオールドレンズの母艦として活躍できそうだし、SIGMAのArtレンズを使えば主力機として活躍してくれそうだが、信頼性という点ではCanonの一眼以上のものをまだ知らない。

news.mapcamera.com

2.Nikkorレンズについては50mm f/1.4を中古で入手したのみ。今年はフィルム機をほぼ使えず、現状だと35mm、28mmを購入する気になれないのが正直なところ。

3.めちゃくちゃに自転車を購入する予定だったが、車検代と自動車税のことをすっかり忘れており、結果的に自転車を買えるだけの金が国庫へと吸い込まれていった。Panasonicのクロモリフレームをオーダーするつもりだったのに……

cycle.panasonic.com

4.オイルヒーターは買わなかったが、何故かエアコンを2台買ったぞ!おかげですべての部屋が快適になったが、お金もたくさん吹っ飛んだぞ!!上記の自転車が買えるぞ!!!

5.メガネは買いたい買いたいと言い続けて未だに買えず。30歳記念で格好いいのを買おうか、近くの眼鏡屋さんでササッと作ってもらおうか考え中。背伸びしてオリバーピープルズとかいっちゃおうか。以前買えなかったエヴァンスのモデルも魅力的すぎる。

6.Leica M Typ262 or M10

前々から欲しかったLeicaデジタルカメラ。毎日買うか買うまいか悩んでいる。もっとも今は正常に判断できる状態ではないので買わないだろうが、ふとした瞬間に魔が差してポチってしまうかもしれない。常用ISO感度がM10の方が高く、かつ本体もM10の方がだいぶ薄いので魅力的ではあるが、そこに追加で20万円を出すかが悩ましい(ライブビュー撮影については使わないのでカウントせず」。

7.テント

ゆるキャン△が悪い。スノーピークのを買うか迷っていたが、気づけばコールマンの小さいのを一つ買っていた。今はスノーピークのを買うか迷っている。

夜のラーメン

家の近くに24時間営業しているラーメン屋があった。蔓延防止措置?にも拘らず依然として24時間営業を続けているのはいかがなものかと疑問に思わなかったわけではないが、現状埼玉県には緊急事態宣言は出ていないし、一人で行く分には平気だろうと総合的に判断し、22時ごろに雨脚が弱まった隙を狙って車に飛び乗った。

10分ほどで目的のラーメン屋に到着したところ駐車場は意外にも混雑していた。そのラーメン屋は幹線道路沿いなこともあり、この時間帯だとトラックの運転手が数人、店内はガラガラだろうと高をくくっていた。しかし実際は意外なほど若い人が多く店内の座席の多くは埋まっていた。店の外のベンチでは20代後半と思しき集団が煙草をくゆらせながらタムロしていた。そうだった、ここは埼玉県だった。

深夜にラーメンに行ったのは実はこれが二回目で、かつて独身寮に住んでいた頃に同期数人で近くの魁力屋へ行ったのが最初で最後だった気がする。ラーメンを求めて夜の道を運転するのは少々不安で、撥水性の落ちたバックミラーを頼りに灯りの少ない道を行くのはいささか心許なかった。深夜のラーメンはもっと開放感のあるものかと想像していたが、実際やってみるとただただ腹が重たくなって、普段より余計に塩分と油分を摂取しただけだった。理想と現実との間にはギャップが存在する。

憮然とした表情で車を運転し、その場の思いつきでコンビニに寄って、檸檬堂(9%)を買い、今それを飲みながらこの文章を書いている。時間が経つにつれて酔いが回ってくるのが分かる。飲み会の後の締めのラーメンってのはよく聞くけれど、ラーメンを摂取したあとにチューハイを流し込むのは身体に良くない気がする。別にいいか、腹に入ってしまえば結局一緒だし。

豪傑になりたい

キャッシュで家買っちゃいました、みたいな話に憧れる。何かにつけて理性が働くタイプなので、たまには羽目を外してもいいでしょう。唐突に8mくらいあるキリンの置物を買ったり、愛車に火を点けて暖を取ったりしたい。

このところあまり調子が良くなくて、金継ぎの仕上げにどうしても着手できない。朝起きるのもそれなりにしんどくて、あっという間に一日が終わる割に夜は眠れない。この現状を打破するためにも、一度ガツンとデカイことをやってのけたい。例えるならぜんっぜん関係のない見知らぬ土地の一軒家を買ったり、カブに乗ってどこまでも走り続けるみたいな。向こう見ずな行動は20代にのみ許される特権であり、人生の夏休みであるこの休職期間が最後のチャンスだと薄々感じている。メイリオで入れ墨でも入れようかな、でも温泉いけなくなるのはしんどいなだとか、結局大したことないことしか思いつかないんだよな。何かにつけて衝動を大切にしていきたい。

【やってみたいこと】

  1. 原付で長距離走る 尾道まで行ってみたい
  2. 入れ墨を入れる リザ・ホークアイみたいなデカイやつ
  3. 車を売ってUAZ 2206を買う
  4. デジタルライカを買う M型
  5. モヒカンにする 自分でやる
  6. このご時世にも拘らず海外旅行する NYとか
  7. 家を買う 数年かけてリノベーションしたい
  8. 絵を書いて燃やす 意味はない
  9. バンドを組む ボーカル志望
  10. 大学院へ進学する HUB
  11. 弟子入りする 漆やりたい
  12. ジャズ喫茶のオーナーになる どこかを引き継ぐ
  13. 京都芸術大学に3年時編入する 建築士の受験資格欲しい
  14. 書籍の編集に転職する 原稿の催促する仕事したい
  15. シンガポールへ移住する 稼げそう
  16. ビットコインを500万円分購入する 意味はない
  17. パン屋を開業する パン屋は実質幸せを売っている
  18. 深夜の首都高を走る 一度やってみたい
  19. ゴールドジムへ通う アラサーって感じ
  20. 壁をカラフルに塗る 意味はない

Leica M(typ262)とGR III

変なところで迷っている。実際必要なのはGR IIIで、とても欲しいのはtyp262。ならどっちも買っちゃえばいいとかそういう問題じゃない。どこでも気軽に持っていけるGRと、バチッと構えて切り取るtyp262とでは性格がだいぶ異なる。GRで撮った写真は今見返してみても実にいい。この大きさでこの写りなら100点、格好いいから120点。

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ƒ/10 30 秒 ISO 400

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ƒ/2.8 1/2000 ISO 320

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ƒ/2.8 1/500 ISO 800

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ƒ/2.8 1/60 ISO 200

一方、Leicaを首から下げた状態で原付きにはあまり乗りたくない。なんかあったら怖いし、意外と重いし、せめて助手席に置かせて欲しい。でもファインダーを覗いて、シャッターを切る感覚は何にも代えがたいほど素晴らしい。28mmは気合いでなんとかするから、ぎりぎり35mmが見えるくらいの等倍ファインダーをLeicaにはいつか強気で採用してほしい。28mmは気合いでなんとかするので。

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M6TTL 0.85はやっぱり使いやすい  EOS6D ƒ/11 1/50 62mm ISO4000

以前0.68倍のファインダーを覗いたら、80mmくらいの場所に50mmが鎮座していてびっくりしちゃった。確かに広角側に対応するなら視野は広いに越したことはないけど、そのうちtyp260には×1.25のマグニファイヤーを装着したい。 いよいよ金策を練り始めているので、そう遠くないうちに我が家にtyp262以降の機種が届くはず。

先日ソール・ライターの写真集をついに購入し、最初のページから丁寧に目を通している。初めて手にした写真集かもしれない。このご時世にスナップは厳しいかもしれないが、やっぱり憧れるスタイルではある。Leicaのカメラは黒くてシャッター音も静かだから目立たないと聞いたことがあるが、よくよく考えればGRの方が小さいし目立たないので、実は僕が本当に欲しいのってGRなのでは?と最近思っている。

Konica M-Hexanon 28mm f/2に関する考察

神戸でこのレンズを手にしてから約一年が経つ。周囲を見ても持っている/言及している人が少ないこのレンズについて、自分なりのレビューを残しておきたい。

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EOS6D+EF70-300mm f/4-5.6にて撮影

Konica M-Hexanon 28mm f/2は前世紀に登場したKonica Hexar RFと同時に発売されたM-Hexanon銘レンズのうちの一本で、ざっくり書くとElmaritと同じような構成、同じような写りをするレンズである模様。あいにく僕はElmaritを持っておらず同条件での比較はできないが、開放からある程度破綻なく写る優秀なレンズという印象がある。なおこのレンズはR-D1とセットで運用しているため、下記作例はすべて35mm相当であることを念頭に置かれたい。

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三宮でレンズを購入してからポートライナーへ飛び乗り、辿り着いたIKEA神戸で撮った一枚。一見して歪みが少なく、見たものをそのまま切り取れる印象を受けた。気持ちアンダー目で撮ると心地よい。

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蛍光灯の部分を見て分かるように逆光にはあまり強くない。周辺部の描写も流れており、以前使っていたGRレンズのカリカリの描写とはかなり印象が異なる(だがそれがいい」。

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実際こいつをフルサイズで撮ったらどんな世界なんだろうと考える。数段絞ってあげればキリッと写り、開放だと若干眠い描写か。Elmaritに匹敵する光学性能と評判だが、コントラストはどうやら本家より弱いとのこと。

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Elmaritより高さがあり、フォーカシングレバーの代わりにゴツゴツした絞り輪がある。フォーカシングレバーがあればもっと使いやすかったように思う(いつもピント合わせの際にレバーを探してしまう)反面、鏡胴に何も突起がないことでフードを付けたとき全体のバランスが取れているようにも感じる。

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何よりMが赤字なのが格好いい。鏡胴には白色のm表記に加え、オレンジ色ft表記が刻まれており、メカメカしい雰囲気がとても気に入っている(これはElmaritでも同じですが)。当時5万円程度で買ったように思うこちらのレンズだが、当時より若干価格が高騰しており現在は7、8万円程度で販売されている。今後仮に28mmのSummicronを入手したとしても手放すことはない一本になるだろう。

横浜の写真を現像した

Lightroomに加入していたことをつい先程思い出し、ようやく4月に撮った横浜の写真を現像できた。このときの写真。

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この日はグリーン車で横浜に向かった。グリーン車って本当に快適。

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横浜にもNEWoManがあったの知らなかった。

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昔歩いた道を辿る。

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知らない建物が建っていたり、昔はあったはずの道が無くなっていたりした。

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スクラップ・アンド・ビルドだ。

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歩道橋っていいよね。

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相変わらずきれい。

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格好つけて飲んでみた。ブルーボトルは清澄白河とウィリアムズバーグに続いて三件目。

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野毛のあたりの商店街を歩く。

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飲み屋街?朝だからか開いている店はなかった。

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桜が散り始めた頃だったかもしれない。

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まだこのあたりには前日の賑やかさの余韻が残っていた。

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何を撮っても絵になる。

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WB崩れてるな…… 桜が綺麗だった。

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優雅なモーニング。

以降のデータはなぜか壊れていて開けずじまい。それにしても数ヶ月前の写真を見返すのも悪くない。めちゃくちゃ楽しかったんだろうな。