Leica M(typ262)とGR III

変なところで迷っている。実際必要なのはGR IIIで、とても欲しいのはtyp262。ならどっちも買っちゃえばいいとかそういう問題じゃない。どこでも気軽に持っていけるGRと、バチッと構えて切り取るtyp262とでは性格がだいぶ異なる。GRで撮った写真は今見返してみても実にいい。この大きさでこの写りなら100点、格好いいから120点。

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ƒ/10 30 秒 ISO 400

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ƒ/2.8 1/2000 ISO 320

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ƒ/2.8 1/500 ISO 800

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ƒ/2.8 1/60 ISO 200

一方、Leicaを首から下げた状態で原付きにはあまり乗りたくない。なんかあったら怖いし、意外と重いし、せめて助手席に置かせて欲しい。でもファインダーを覗いて、シャッターを切る感覚は何にも代えがたいほど素晴らしい。28mmは気合いでなんとかするから、ぎりぎり35mmが見えるくらいの等倍ファインダーをLeicaにはいつか強気で採用してほしい。28mmは気合いでなんとかするので。

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M6TTL 0.85はやっぱり使いやすい  EOS6D ƒ/11 1/50 62mm ISO4000

以前0.68倍のファインダーを覗いたら、80mmくらいの場所に50mmが鎮座していてびっくりしちゃった。確かに広角側に対応するなら視野は広いに越したことはないけど、そのうちtyp260には×1.25のマグニファイヤーを装着したい。 いよいよ金策を練り始めているので、そう遠くないうちに我が家にtyp262以降の機種が届くはず。

先日ソール・ライターの写真集をついに購入し、最初のページから丁寧に目を通している。初めて手にした写真集かもしれない。このご時世にスナップは厳しいかもしれないが、やっぱり憧れるスタイルではある。Leicaのカメラは黒くてシャッター音も静かだから目立たないと聞いたことがあるが、よくよく考えればGRの方が小さいし目立たないので、実は僕が本当に欲しいのってGRなのでは?と最近思っている。