英会話

近い将来必ず駐在で外に出てやるぞという気持ちと、絶対に給与のいい外資に転職してやるぞという気持ちがあり、いずれにせよ英語を話す必要があるため、清水の舞台から飛び降りる覚悟で英会話のオンラインレッスンを申し込んだのが2ヶ月前のこと。最初の頃は会話が全く成立せず、レッスンが終わるたびに汗だくになった体をシャワーで冷やしていたのが懐かしい*1

当初は意識高くオフィスや商談で使える表現を先生に教わっていたのだが、いつの間にかこちらが提示したテーマに沿ってフリートークを進める内容に変化していた。今の方が事前予習なく進められるので心理的に楽なのと、最新のニュースや社会問題に触れられるので非常にありがたいと思っている。レッスンに参加するための心理的障壁はやはり高く、英会話に対する苦手感を払拭するのにはこうするしかなかったし、その影響で毎日なんとか30分会話を続けることができている。

先生の話を聞く限り、どうも小学校に通いながら英会話レッスンを受けている人が少なくないらしく、今日はぼくの前後の枠で8歳、11歳の生徒がいると聞いて腰を抜かした。昨今の親御さんの教育に対する姿勢と、10歳前後から英会話に慣れ親しんでいる恵まれた人たちの存在なんて知りたくなかった。格差は広がるばかりだ……

とか言っていても始まらないので、恵まれていない僕は機械的に毎日PCに向かい、遥か遠く離れた異国の英語教師とあれこれ話すしかない。レッスンが終わったら何も考えず翌日の夜の枠を確保しベッドに入る。翌日仕事を終え、レッスン時間が来たらPCの前に座って先生と話す。これを毎日続ける。仕事はなるべく早めに終わらせ、筋肉と英語に向き合う日々を過ごすことが、今後の人生をより素晴らしいものにしてくれると信じている。明日は20時からレッスンで、その後ジムで肩と背中を鍛える。空き時間には気になる銘柄を検索してウォッチリストへ追加しよう。才能のない人間は、こうして愚直に続けるしかない。

*1:最近は3回に1回くらいの頻度に落ち着いている