今日は仕事がうまくいかない日だった。やることなすこと全て裏目に出て昼14時の時点で既に帰りたかった。仕事をしているとたまにこういう日がある。完全にダメだったので1時間ほど残業してそのまま飯を食い、追い焚きした風呂に浸ることで若干気持ちが落ち着いた。しかし先程突然暴飲暴食したくなり、冷凍たい焼きを3つばかりレンジで解凍してからトースターへ放り込んだら、トースターの網にたい焼きの表皮が付着して可哀想なたい焼きになった。不幸にも酒を切らしていたので牛乳をコップに注ぎ、こんなの全然暴飲暴食じゃないな、とたい焼きを食べながらため息をついた。牛乳は美味しかった。
男が「キャンプへ行きたい」と発言したときは、純粋に「キャンプに行きたい」のか、それとも「キャンプ道具を買って物欲を満たしたい」のいずれかをはっきりさせておく必要がある。僕の場合は完全に後者である。キャンプ道具は格好良くて価格も丁度いいし、適度に物欲を満たしてくれる。自身はキャンプはどちらかというと苦手で、けれどキャンプ道具のカタログを見るのは好きだし手に入れたいと思う。年齢も年齢だし後学のためにそろそろ本格的なキャンプ道具が欲しい、けどそもそもキャンプがあまり得意ではない人間がキャンプ道具を買っても、どうせ数回しか使わないんだから意味がない。意味がないのはわかっているが、キャンプ道具を持つことに憧れがある。書いていて思うが、どうも妙な話である。
