前ブログ(大阪生活)から当ブログへ移行しておよそ半年が経った。最初の記事を投稿したのが東京へ向かう新幹線の中だったと記憶している。5年に満たない大阪生活だったが、今後の人生で何度もあの頃の牧歌的な生活を思い出すことになるはずだ。
知り合いのいない土地へ引っ越し、阪急某駅近くにある独身寮へ入居したのがつい先日のことのように思い出され、同時に非常に輝かしい時間だったことに気づいた。初めて手に入れた自分だけの部屋を存分に活用したはずだったが、こうして見てみると独房か平砂宿舎と同じレベルの狭小部屋でよく生活できていたなと感心する。
限られた大きさの空間をどう居心地良く過ごすか考えた結果、壁に棚を打ち付けて地面には可能な限り何も置かない、という結論に達した。テレビや冷蔵庫のない生活だったが、精神的には実に充実していたな。