社宅生活を快適に過ごす方法

社宅生活を快適に過ごす方法、という題でブログを書いてみようと思う。社宅にはまだ一年とそこらしか住んでいないが、社宅に住むか家を借りるか悩んでいる人の参考になれば幸いである。

●社宅は(今の所)住みやすい

社宅は正直言って住みやすい。会社に近いことと家賃が安いこと、この2点だけでもQOLは間違いなく上がる。通勤時間は極限まで圧縮され、今まで感じてきた通勤電車のストレスからは完全に開放される。加えて家賃は天引きのため税制上家賃補助を貰うより若干お得だ。僕が住んでいるのは恐らく昭和期に建てられたマンションタイプの社宅だが、内装はそこそこキレイで普通に暮らす分には十二分な広さがある。会社の持ち物なので、どこかに不具合が発生したときには会社の費用で修繕してくれるのもメリットだ。

●社宅で嫌なこと

微妙な設備の古さに耐えられない人はいるかもしれない。我が家でいえば床に奇妙なキズが入っていること、追い焚きじゃなく足し湯しかできないこと、部屋によっては変な色のカーペットが敷いてあることなど。いずれも生活する分には不自由しないが、ふとした時に「新築は良いよなぁ……」と頭に浮かぶこともある。とは言え圧倒的なメリットである「家賃の安さ」で全ては帳消しにされる。ちなみにゴキブリは出ない。

●社宅の人間関係

隣人間の付き合いはほぼ無いと言ってよく、ゴミ捨て場の清掃当番が数ヶ月に一度回ってくることと、回覧板をお隣さんに回すこと、この程度。ただしコロナが終息した際には、コロナ以前に行われていたイヴェントが復活するかもしれない。またこれは全く考慮していなかったことだが弊社の社員は総じて物静かで、そのためか妙な噂だったり対立は聞いたことがない(僕がその輪から外れている可能性は否定できないが)。

●社宅に住むべきか

プライベートを大切にしたい人、ちょっといい街に住みたい人は自分の好きな場所に家を借りるか買うかすればいいし、僕みたいにあまり住むところに拘ることなく貯金したい人は社宅に住むべきだと考える。僕は社宅、独身寮、官舎、団地など集合住宅にしか住んだことのない人間なので特段抵抗なく社宅を選んだし、現状不満なく住んでいる。何より新卒時に住んでいた4畳半の独身寮と今の家は雲泥の差、多少の古さは全く気にならないので、現状あのときの選択は間違っていなかったと考える。とは言え若いうちに市内(=大阪市内)だったり、都内のいいところに住んでみたかったと考えないこともないが、ただ帰って寝るだけの場所に毎月10万円も掛けたくないので、僕としては社宅が今の所正解かな、と思っている。