酒と音楽は全てを解決する

机にウイスキーを複数本並べ、好きな音楽を流す。今はジェリー・マリガンの名前の知らない曲が流れている。先日ついにSpotifyを契約したことで名前の知らない曲を大量に聞き、適宜良い曲をお気に入りに追加するだけの日々を送っている。この曲が何なのか知らないし名前もどうせこの状態では覚えられないので、お気に入りに追加することで明日以降の自分へ全てを一任しようと考えることにした。

家から車で10分いったところに図書館がある。駅の近くにも図書館はある。せっかく税金を払っているのだから使わない手はない。というか図書館はタダで本が読めるからいい。目についた本を適当に借りて、中でも面白そうな本を読んでいればあっという間に時間が過ぎていく。今はジンビームを飲みながら、桐野夏生の本をぺらりぺらりとめくっている。あっという間に時間が経った。昔から本は好きだったな。最近ようやくそのことを思い出し、意識的に読書の時間を確保している。何歳になっても本を読むのは楽しい。

スタン・ゲッツイパネマの娘に曲が変わった。グラスに入ったウイスキーがどんどん減っていく。さっきまでマッカランを飲んでいたが、価格的にこっちのほうが気楽に飲める。明日はまだ日曜だ。土曜の夜は最高、だって明日は日曜日だから。8時代から飲み続けていると全てが曖昧になってきて、今とってもいい気持ちです。

僕はメーカー勤めなんだけど、どうやら今後永久的に在宅勤務制度が続くらしいことを知った。現状好きな日に在宅勤務ができて、しかもかれこれ一ヶ月くらい出社してない人もいるわけで、実際かなり恵まれた環境だと思っている。ある程度仕事に慣れてきたら、山梨とか長野とかの景色の良くて空気のきれいなところに家を買って、月に一回出社するみたいな生活に切り替えてもいいかもしれない。松本のちょっと古い家を買って、1000万くらい掛けてリノベして、ゆったり過ごすのもいいな。やってみたいことたくさんあるな。困ったな人生が短すぎる。