あたらしい職場

仕事内容は前職とちょっと違うけど、お金の流れはある程度スッと頭に入ってきたし、営業の本業である調整業務については概ね問題なく遂行できると思った。無機化学は正直あまり得意ではないとは言いながら、高校で一応履修しているし前職の知識も普通に生きてくることに気づいた。ものづくりについては前職の方が現場に近かったし、図面がある程度書けて、ちゃんと読めるのは他の人には無い強みだと思う。

転職は正しい選択だったと思っている。もちろん今後つらい経験を重ねるだろうけど、圧倒的に嫌な人は今のところ出会っていないし、そもそも部署の雰囲気が圧倒的に明るい。年齢の近い人が非常に多く、同じ目線で話ができるのが本当に助かる。残業代が満額出ることがここまで心を豊かにしてくれるとは思わなかったよ。部署の金で何から何まで買えるのも嬉しい。

何より有り難いのが職場の隣に住んでいるということで、朝も8時半に髪を整え始めればいいし、昼休みには家に戻ってこたつでぬくぬくできるし、20時まで会社に残っても20時5分には家でご飯を食べ始められる。通勤電車に乗って職場まで運搬されることは相当ストレスだったけど、同時にあちこちお店に立ち寄って帰れるのはそれはそれで楽しかった。一長一短といったところか。

例えば本社勤務になったら通勤が嫌になるだろうし、20代でこの快適さを知ってしまったことは今後の人生の選択肢を狭めることに繋がったかもしれないと思わないわけでもないが、別に今幸せで特段心配もないのであればいいだろうと。一週間勤務してそう思いました。