金継ぎをする(2)

前回の続き。真剣に作業していたので写真は撮れず。

shatakujazzlife.hatenablog.com

前回と異なり今回は麦漆を使用する。割れてしまった破片の破面にヘラで漆を塗っていき、破片同士を組み合わせてマスキングテープで固定する。最終的に元のコップの形に組み上げるまでに半時間程度かかったものの、概ね満足の行く出来となった。これから一週間程度乾燥させた後、錆付けと手入れでひとまず完成。今やたった数百円で食器が手に入る時代、金継ぎが廃れるのも納得できる大変さだった。とにかく時間がないと金継ぎなんでできないわけで、ある意味今がベストなタイミングとも言える。