主張すること

したいことがあるなら手を上げて、不満があるならちゃんと口にして、人と向き合って自分の意見を通すことの大切さよ。案外この世は柔軟にできていて、自分の意見がすんなり通っちゃうこともある。ただ従順に生きているとふんだんに主張する人に抑圧されるだけなので、自分の意見を相手に投げつけること。自分の世界をもっと暮らしいいようにしていけ。

人の意見に異を唱えるのは勇気がいる。けれど違和感を感じ続けるならちゃんと打ち明けて、互いの意見を戦わせることがこれからの人生においては必要になる。誠意を持って意見を戦わせれば相手もわかってくれるはず(わかってくれない相手からは距離を置こう)。誠実でない人からも距離を置こう。そんで立場や年齢を気にせずに味方を増やそう。

言語化を怠らないこと。もやもやするじゃなくて、ちゃんと何が気に食わないのかを言葉にすることで、相手も自分の行動や発言を振り返って時には反省できる。自分がしたいことを言葉にすることで、言葉以前の感覚が他人に伝えられる形となって表出する。ただ不満や文句を書き残さないこと。文字はいつまでもそこに留まって、ときには修復不可能なほどの間隙を生むこともあるから。嫌なことほど口頭で伝えるにとどめて、良かったことはちゃんと文字にして伝えるのがいい。なんだかわからないけど今日の仕事で痛感した。何を考えてるか読めない奴が一番苦手だ。良くも悪くも自分の意見を主張してくれたほうがよっぽど楽だ。

 

今日は上司と二人で会議室で一時間くらい話をして、仕事のこと、趣味のこと、今後したいことの話をした。初めて面と向かって「駐在に行きたい」と伝え、同時に来期の仕事への不安を正直に伝えた。少なくとも今の部署にいる限りでは、かなり高い確率で海外駐在はあり得ることを伝えられた。めちゃくちゃ実力があればインド、普通だったらASEANのどこか。北米や欧州は可能性として低そう。欧米だと日本との時差が激しく、体力的に厳しいのでできればアジアがいいと思った。

そのあと詳しくは書けないけど数社にまたがる取引条件や輸送ルート、各社の責任範囲等々を決めるにあたって関係者にヒアリングを行った。面倒な仕事は避けたいのが人間で、好き勝手なことを主張する人達をうまく宥めて、自社が一番楽な契約条件に持っていくのは非常に面倒なことを理解した。

媚びへつらうことなく、かといって上から目線でもなく、自分の描いた通りの方向に持っていけたら気持ちいいのはよくわかる。とにかく明日中に決着をつけよう。相手に気に入られることも営業として必要だけど、相手に嫌われずに自分のペースに巻き込むことが実は大切なんじゃないかと思った。面倒な仕事だけど終わらせればもっと動きやすくなる。だからはやく決着をつけよう。