新しい会社のいいところ悪いところ

【いいところ】

・会社の始業時間が遅く、かつ家から徒歩数分のため8時45分に家を出れば間に合う。そのため朝飯を食べる前に読書ができたり、爆発した髪を整えることができる。時間がなくて朝食を食べられなかった前職より人間的な暮らしができている。

・私服勤務。

・社内のデータはほぼ一元化されていて、誰でもアクセスできるクラウド上に保管されている(ちなみに全館無線LANが飛んでいる)。

・事務所の隣にあるカフェスペースでちょっとした打ち合わせができる。飲み物は(レッドブルなどを望まなければ)ほとんど無料で飲めるのも有り難い。会社からは最新のスマホとPCが貸与されていて、さらに望めばサブディスプレイやヘッドホン、各種キーボードのようなありとあらゆる製品を部署の金で購入することができる。

・勤怠管理が徹底されている。タイムカードは存在せず、PCの起動/シャットダウン時刻を基準として給与が計算されるので、どこで働いていてもきっちり満額残業代が出る。

・日常的に英語に触れられる環境で、ごく自然に英語でやり取りが行われる。営業部に限って言えば全員が英語を読み書きできて、普通に海外拠点の担当者と話している。前職では英語に触れる機会がほぼ無かったので、英語に触れる環境で働きたいという当初の目的は概ね達成できた。

・業務改善のために少なくない数のコンサルを使っている。

・若い人が非常に多く、また全員が同じ敷地内で働いているのでコミュニケーションが非常に取りやすい。前職は子会社でモノを作っていたので雲泥の差。

コアタイム無しのフレックスタイム制が導入されているので、上から下まで普通に中抜けしたり11時に出社したりする。自己申告制、かつ上長に申請する必要もない。

【悪いところ】

・作業服、安全靴、ヘルメットが支給されない。現場に行くこともないので、現場の雰囲気も実際の製造現場も知ることなく製品を売らざるを得ない。かつ相手方は現場の担当者ではなく設計担当や購買担当なので、背筋を伸ばして商談する必要がある。

・食堂がない。あまり美味しくない弁当が300円で注文できるとはいえ、前職は100円で美味い食堂飯が山程食えたことを考えると非常に残念。

・ありとあらゆる手続きが遅い。経費精算に2週間も3週間もかかっている。前職は翌日には振り込まれていたため、遅々として進まない手続きにイライラすることも多い。

・立地が悪い。前職は都会で、周りに楽しい店がたくさんあった。今は家と会社があまりにも近く、かつ田舎なので会社帰りに本屋に行くことも、デパートをぐるぐる回ることも、楽器屋に行くことも、コンビニへ行くことすらできない。そのためストレスの発散場所がない。駅からも遠く、駅へ行くには自家用車もしくは会社のバスを使う必要がある。

・ちょっとした祝い金が相当しょぼい。具体的に言うと、30年勤続の表彰は現職だと1万円だが、前職だと50万円くらい配られていた。

・三田会がある。

・頭が切れる人ばかりなので相当頑張らないとすぐ見捨てられる。

・変な人がいない

完全な人がいないように、完全な会社もまた存在しない。それでもこの会社に入れてよかったと心から思っている。目指せ海外駐在、しっかり頑張ろう。

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